ドリフェスに行ってきました

歌って踊るV6を、ついに生で見ることが出来ました。10月23日(日)、代々木第一体育館で行われたドリームフェスティバルにて。

natalie.mu

コンサートがないと悲しむ日々に突然舞い込んだニュース。まさかのフェスの出演。それでも歌い踊る6人が見たくて見たくて仕方なかった私には夢のようなニュースでした。無事友人のおかげでチケットも取ることができ、ウキウキして当日を待っていた数ヶ月。いざ行けるとなると次に気になるのは何をやるのか?になるわけで。

最初にセットリストについての話題が出たのは、9月19日放送の三宅健のラヂオでした。リスナーからの、「まさかこれまでの歌番組と同じような、ど定番お約束曲でそれなりなセトリじゃないですよね??」というメッセージに答える健くん。

これね、僕は言いたい。分かってないな。何も分かってないな。(中略)バランスがやっぱりありますから、世の中には。これがファンの人達だけのコンサートだったら、ファンの人達が望むものをやりたいんですけど、いかんせんそうじゃないので、まだ決まってはいないんですけど、僕はど定番が良いと思う。王道で良いと思いますけどね。自分が色んな人のライブに行ったりしていて思うことかな。知らない曲ばっかりをやられても、いたたまれない気持ちになるんだよね。

三宅健のラヂオ:bayfm78

うんうん、ですよねぇごもっともですよね!!!!V6は誰もが知っている有名な曲がたくさんあるから、やっぱりそういう王道の選曲の方が知らない人たちも一緒に絶対盛り上がれるし!!!すごく良いと思う!!!ただ、40分ぐらい出番あるんですよね?7曲ぐらいやれちゃいますかね?そしたらその中で1曲ぐらい、なんか定番曲以外でバキバキに踊ってみるとかいかがですかね・・・??

そんな淡い期待を捨てきれないまま、本番直前となる10月19日発売の週刊TVガイドに、ドリフェスに関する健くんのインタビュー記事が掲載された。

「(セットリストについて)僕のラジオにもそういう質問がいっぱい来てたけど、まぁ、今回はベタで(笑)でも、王道でやりたいって言ったら、“王道もいいけど、マイナーな曲もやってほしい”っていう意見が結構来てて。でも、僕から言わせれば、本番前にそうそうホントのことはしゃべらないからね(笑)そのままやるわけないでしょ!最初から答えを言うヤツがどこにいるの(笑)だから楽しみにしててくださいってことだよね。」

「(V6はダンスが見所と言われて)僕らのダンスが好きな人は楽しいと思ってくれるかもしれないけど、興味ない人から見たら全部一緒に見えるんじゃない?また踊ってんな、っていうことになるから、そこの工夫も必要だよね。ただ歌って踊ってだったら他のアーティストでもいいってなるから、踊るだけがすべてじゃないものを見せないと」

・・・みやけけんよ・・・・・・・・。みやけけんという人は・・・・・・。どこまで信用しか出来ないんだろう。ファンへのサービス精神を大切にしつつも、興味のない人からどう見えるかという客観性も常に持ち合わせていて、そんな健くんが今回1人でセットリストや演出考えてるなんて、そんなもんどう考えても良いものにしかならないじゃないかと。ちょっとドリフェス、始まる前から夢詰まりすぎじゃない!?と既に涙が出てくるような記事でした。

そしてついに当日を迎えたわけですが。トップバッターがいきなりV6で、何の心の準備も出来ていなかった私が時に叫んだり時に涙ボロボロ流したりしながら(笑)堪能したセットリストが、皆さんご存知のとおりでしょうが以下となります。

1.MUSIC FOR THE PEOPLE

2.TAKE ME HIGHER

3.Believe Your Smile

4.HONEY BEAT

5.fAKE

6.will

7.SP“Break The Wall”

8.Beautiful World

9.over

10.Wait for you

11.Darling

12.CHANGE THE WORLD

13.愛なんだ

14.WAになっておどろう

 だからもうマジで・・・・みやけけんよ・・・・・・。みやけけんという人は・・・・・・・!!!!!まず曲数が想定の倍ぐらいあるんですけど!!!ほとんどの曲をワンハーフぐらいの尺で怒涛のようにやった結果、フェスでやる曲数をとうに超えたボリュームとなっている・・・。定番曲と定番曲でファン大好き曲をサンドする最高の構成!バランスが鬼!バランスが神!

そして何より、ファン大好き曲の選曲がもう・・・。テレガのインタビュー読んでから改めてセットリストを予想する中で、リハーサルの時間もそんなにないだろうし、マイナー曲をやるにしても直近のコンサートでやった曲から選ばれるかな?とか思ってまして。それがまさかのfAKEですよ。2013年のツアー以来やってないfAKEをここにぶつけてくるかと!!!fAKEのイントロが流れた瞬間、周りのぶいオタたちがあまりの衝撃にうぎゃあああああああ!!!!ってとてつもない悲鳴をあげたんだけど、私は頭が真っ白になってしまって何が起こったか一瞬理解出来ず、ワンテンポ遅れて「あ、これ、fAKEでは・・・・・・」って気付いてその瞬間涙がボロボロと(笑)だって泣くよねぇこんなの。そして選曲だけでもすごいのに、今回のためだけに新たに6人の映像撮りおろして、6台のLEDパネルに流れるそれらの映像と融合した完全に新しい演出用意されてたんだよ。単独コンサートかよ!実在の6人が映像の自分と向かい合うようにしてフェイスマイフェイス・・・って歌うのめちゃくちゃかっこよかったんですよ。健くんの呟きフェイクを溜めに溜めた新しい曲構成もすっごいかっこよかったんですよ。そっからのwill、BTWって完璧すぎません??去年のコンサートDVDを見倒している我々としては、willが終わったらその瞬間にBTWのイントロ流れてゾクゾクしたいじゃないですか。それ実現してくれたんです。そんなの叫ぶに決まってます。

あと忘れちゃいけない、まさかのトロッコね!!フェスでトロッコ!トロッコが登場した瞬間の周囲のオタクたちの「えええええ!!??」って叫びめっちゃ笑った。そりゃマジかよ!?ってなるよ。2階にいた私は双眼鏡で健くんを凝視してたけど、ただでさえお客さんと距離の近いトロッコに座り込んでにこにこ笑顔振りまいてて倒れそうになりました。アイドルが本気出してころしにかかってる・・・。トロッコ演出含め、だーりん→ちぇんざわ→愛なんだ→WAっていう盛り上がらないわけがないセットリストで、トップバッターにして会場すべてを自分たちの空気にして颯爽と帰ってった6人かっこよすぎたよ。

ドリフェスって「フェス」って言いながらも通常の野外で行われるような「フェス」とは全く別物なので、正直フェス感は全くないな~って思ったけど、ただそんなドリフェスだからこそV6はここまで自分たちの演出が出来たんですよね。そこが結果的に本当に良かったなと思います。野外フェスじゃLEDパネルもトロッコも無理だから。使い慣れた会場の特性を活かして、最大限の演出でいつもの自分たちのコンサートをやってくれて、ジャニーズを初めて見る人たちにも喜んでもらえたなんて最高じゃないか。コンサート見たくて仕方がないファンが大喜びしたのはもちろん。1フェスのためにここまでやってくれたV6本当にかっこいいし、ますます大好きになりました。ただ一つだけ言わせてもらうとしたら、我々50分じゃ全然足りないので、早く次のコンサートやってください!!

 

 

※本当はもっとあの時のメンバーがあんな風で~!って具体的に各メンバーの詳細とか、演出の詳細とかいっぱい書きたかったけど、もう記憶がないんだ。感情が高ぶりすぎて代々木に記憶捨ててきたんだ。ほんと残念だね・・・。

 

ビニールの城観劇記録

ビニールの城を観て来ました。舞台演劇に明るくない上に文章表現も乏しい私が感想なんぞを残すのは正直大変憚られるのですが、せっかくなので感じたことを残しておきたくてブログを開きました。

森田さんはV6を知れば知るほどに魅力を感じる人だなぁと常々思う。歌っている時、ダンスをしている時、メンバー同士で意見を交わしている時、ふざけている時。いつだって独特な間やセンスが溢れていて、あぁこの人は他人に左右されることなんてなくて、自分に正直で、でも何も気にしていないようでいて繊細で、努力家で・・・こういう人を天才って言うんだなぁ、と好きになってからの1年で何回思ったか分からない。そんな彼が没頭していて、なおかつ周りからも高い評価を受けているなんて。自分の全く知らない世界だけど、舞台俳優・森田剛を体感してみたいとずっと思っていました。

ということで念願のビニールの城だったのですが、演劇を観に行くなんてほぼ初めてで、技術的なことも含めて難しいことは何も分からない。私に理解出来るのだろうか?楽しめるかな?と少し不安な気持ちもありながらの観劇。その不安は杞憂に終わりました。森田さん演じる朝顔の生身の人間と向き合うことの出来ない孤独感や純粋さ、子どもっぽさ、やるせなさがストレートに伝わってくる。少し後ろの席で見ていた私にはその表情はあまりはっきり見えなくて、でも声と体の動きだけで、それが痛いほどに伝わってきた。唐さんの書く独特な言葉遣いの台詞を彼の声で聴いているだけでずっと心地よかった。技術がどうとか、何かと比較してどうとか、正直そういう部分は私には全く分からない。ただ朝顔というキャラクターの魅力に心を奪われて、そのどうしようもなさに胸がしめつけられるような切ない気持ちになった、ということだけが事実です。そしてきっとそれだけで十分なんだと思う。

観終わったあと、以前に読んだことのある蜷川さんの剛くんに対する言葉の数々を思い出した。言ってる意味が今になって痛いほど分かった。

「森田くんの武器は疎外感だね。世間との疎外感を体の中に持っていること。この現実社会の中に自分の居場所がない。あるフリをしても体が正直に「居場所がない」と言ってしまっている。それはすごく得難いキャラクターです。」

「森田くんは、ある状況における疎外感を肉体レベルで持っていて、それが“10代の反抗”のように一時期的なものでなく、いくつになっても失せないところが貴重なんだ。」

「森田くんて、ひねくれて隅っこにいるような印象があった。野ネズミのような。それが良かった。」

 

共演の役者さんたちも皆さん本当にすてきでした。特に宮沢りえさん、舞台でこんなにも輝く最高の人なんだって恥ずかしながら今更知りました。佇まい、声、体の美しさと、少女のような可愛さ。ずっと魅了されっぱなし。朝顔とモモの2人のやり取り、もっとずっと見ていたいって思った。いつかまた共演してほしい!

 

今年はもうヒメアノ~ルの衝撃だけでも十分すぎるほどだったのに、ビニールの城もこんなに素晴らしくて。やっぱり私はこの凄さをうまく表現する言葉を持ち合わせていないので、これからも馬鹿みたいに「ごぉくん天才・・・」を繰り返し続けることになりそうです。繰り返させてください。

 

今更Coming Century Tour Around Asia 2001を買いました

買ったんですよ。

honto.jp

何これ~~~!!!!めっちゃ良いーー!!!!!中古でとんでもなく安いお値段で買ってしまったけど定価でもまだ安いぐらいや!!!ってぐらい良いです。当時貧乏な中学生だったので、雑誌は買えても書籍までは手が届かず買わずにいたこちら。今更だけど買ってみて本当に良かった。 

 内容はタイトルのまま、カミセンが2001年に行ったアジアツアーの写真集なんですが。何が良いってまず写真が全部良い。カミセンが放つ輝きがすごい。ツアー中に岡田21歳の誕生日をお祝いしているのでもう全員成人はしてるんだけど、この頃のカミセンの「少年アイドルの最高峰」感が眩しいです。アジアの街の店先にちょことんと座る三宅健、芝生に寝転ぶ岡田准一、大きめのシャツを着てびしょ濡れ*1で歌う森田剛。今この年齢の、この瞬間のカミングセンチュリーを切り取ってる!感がとてつもなく良くて、もう大人になって見るといちいち涙腺を刺激されましたよ・・・。加えて直筆の日記が見れるんやで。貴重やで。健くん今とも全く変わらない綺麗な字と独特な記号やスマイルマーク、抜群の安定感。「!」と「ッ」が出てきすぎかわいい。数えたい。岡田はやっぱり字が汚い。それがかわいくて愛おしい。香港は漢字なのに台湾はずっと「TAIWAN」て書いてあるかわいい。漢字書けないのかなかわいい。ごうくん、日記書いてるって事実だけでも十分にかわいいのにちょこちょこ挿絵が出てくる。豚の鼻かと思ったら目玉焼きだったかわいい。最初の2日だけ天気書いてある、3日目からはもう忘れたのかなかわいい。初日の天気が晴れ後何なのか全く分からないかわいい。健くんが撮った写真に「(けんカメラマン)」て注釈書いてあるのかわいい。1日だけ「さぼり・・・」て書いてるのかわいい。かわいいの宝庫・・・。ちなみに岡田はしれっと何も触れずに飛ばしてる日がある。健くんは1日も欠かしてない。性格出すぎ。トータルして3人とも超かわいい。オフショット的な小さい写真の数々もどれもこれも可愛くて、ずっと眺めていたくなります。いやぁ、この3人組は売れるわー。

何が言いたいかと言うと、そろそろ久しぶりにカミングセンチュリーの活動どうですか。コンサートとか。いつでも待ってます。

 

*1:当時Jr.がみんなマネしてたと言う霧吹きで頭シャーのやつ

みやけけん(37)という衝撃

三宅健さん、37歳のお誕生日おめでとうございます。

スーパーロングブランクのある私でも、さすがに「アラフォーの三宅健」は感慨深いものがありすぎる。私が最初に好きになった頃の健くんは17歳。20年前かよ!中学1年生の頃にお互いに健くんのファンである、という共通点がきっかけで仲良くなった友人とは、ロングブランクの間でも数年に一度は7月2日に「今日健くんの誕生日やね。今いくつになったんやろ?」「もしかしてもう30代か!?」みたいなメールのやり取りをしていた。メールのやり取りがない年も、心の中で「あ、今日は・・・」とか思ってたので、離れていても20年、7月2日が健くんの誕生日であることを忘れたことはなかったかもしれない。私が小中学生の頃はクラスの友達は全員学校へ行こう!を見ていて、全員カミセンの中の誰かのファンだったと言っても大袈裟ではなかった時代で*1、だからこそ先日ツイッターを賑わせた「Coming Centuryって誰?」事件では単純にジェネレーションギャップというものを真正面から受け取ったショックが大きかったんですが。冷静に考えたら当たり前のことなのに、今までぼんやりと目を逸らしてきたことをドーン!と目の前に突きつけられた的な?でも改めて夏のかけらがどれだけ名曲か、10代の頃のカミセンがどれだけキラキラと輝く少年アイドルだったかを思い出させてくれた楽しい事件でした。話が逸れましたね。

とにかく、その頃からしたら「三宅健37歳」なんて全く想像つかない衝撃的な現実だったんです。一度好きになったものや人はもうこのまま一生大好きなんだろうと信じてやまなかった中学生の頃*2、「でも将来健くんがおじさんになっても好きでいられるのかなぁ?」と時々不安に思っていたことを思い出します。おじさんになった健くんという現実に向き合えるか不安だった。しかしまさか本当の現実は「健くんは全然おじさんにならない」だったとはね!当時の自分に言っても全然信じられないだろうなぁ。子どもからしたら「37歳」て多分とても立派なおじさんなので。お父さんやん!お父さんの年やん!?状態なので。でもこれは間違いなく現実だ。あの頃の「少年の健くん」のまま37歳になっている。でもあの頃とは違って、「大人の男性の健くん」にもなっている・・・アレ?進化・・・進化している・・・!!??ただただ進化している!!!???と改めて驚き、感動が止まりません。いやーびっくりするね。じゃあ今から20年後って・・・?て考えるとやっぱり全く想像つかないけど、なんかいけるかもしれない。いけるって何が?て話だけど なんていうか、いける気がするよね・・・!これからの20年は、スーパーロングブランクは作らずにしっかりと追いかけていきたい所存です。

健くんにとって、怪我のない健康な(ここ大事)すてきな1年でありますように。

*1:トニセンは子どもにとってはお兄さんすぎまして

*2:まぁ割と今もだけど

ヒメアノ~ル初日鑑賞記録②

ネタバレ注意。まだ1回しか観てないし、その感想は数日前に既に書いたのだけど、読み返すとなんかもう全然違うwどうしても毎日色んなことを考えて色んな思いに行き着くので、思い切って2回目の感想文を書いてみる。また後で読み返したら違う、と思うんでしょうけど。

 

 

 

 

前回の記事でも分かるように、私はヒメアノ~ルをチャーミングマサことMURDER for Twoでサンドイッチしている。ヒメアノ~ルでなんだか沈んでしまった気持ちも、楽しい楽しいミュージカルで心の底から癒された・・・というのはもちろん嘘ではないのだが、その翌日の月曜日の朝。通勤の電車に揺れる小一時間の間、私の頭の中を占領していたのはやはりヒメアノ~ルという映画だった。月曜日の朝は、吉田監督の徹底的に観ている側を嫌な気持ちにさせる演出や撮り方がすごすぎるということを考えていた。思い出すだけでも不快になるようなシーンが多いが、私が最も衝撃を受けたのは、街中で偶然見つけた女性を強姦するシーンの細かい演出。それ必要ある??そんな細かい設定まで作ってそんなにも嫌な気持ちにさせます・・・!!??とため息が出るほど不快なシーン。ちなみにその演出についての監督のインタビューがこちら。映画祭でイタリア人までドン引きだったそう。ほんとこの監督、恐ろしいけどすごい人だなと改めて感じたw

www.excite.co.jp

月曜日の朝からこんなシーンを思い出して、なんだか重たい気持ちで会社に出社した私は、その時点で「やっぱりもう1回観るのやめようかな」という考えに至る。まぁこの前後にも、この映画について考える度に「もう1度観よう」「やっぱりやめよう」とコロコロと気持ちが変わってるんですけど。

さて火曜日の今日は、森田正一のことを改めてずっと考えていました。森田の気持ち悪さは一体何なんだろう?森田は計画性がない。例えば逮捕されるだとか、死刑になるだとか、人を殺したら自分にどんなことが降りかかるか・・・そんなことを考えている様子が全くない。そんなことに考えが及ぶよりももっと前の段階で、衝動的にあっさりと殺人を実行する。嘘だってそう。辻褄を合わせるとか、自分を守るとか、そんな考えに及ばないからこそ、平然とバレバレの嘘をつく。そういう部分に一切の人間味が感じられないのが、森田の気持ち悪さなのかもしれない。

でも森田は、気持ち悪い以上に悲しい。残虐な行為ばかりなのに、見ていると恐ろしい以上に、苦しく悲しい気持ちになる。森田は華奢で、非力だ。猟奇的殺人を繰り返す殺人犯となった今でも、その体型や身体能力はいじめられっ子だった高校生の頃と何も変わっていない。時間が止まっている。トランクスから伸びた細い足を見るだけで、「あ、この人高校生の頃のままだ・・・」と酷くやるせない気持ちになる。*1当時のいじめのシーンは、正直殺人シーンよりも見ていて辛いものがあった。クライマックスに出てくる、自慰行為を強制させられているときに岡田を見た森田のあの表情。あの人間をやめた瞬間のような表情が、1番脳裏に焼き付いて離れない。そこからラストシーンで、高校生の頃で止まっていた時間が今になって突然動き出して、まだ人間だった頃の森田が出てくるなんて、ちょっとあまりにも泣ける・・・。もっと自分たちとは別世界の、生まれたときから「猟奇的殺人者」という化け物だったらよかったのに。森田は間違いなく普通の男の子で、普通の人間だったのに、同じ人間に時間を止められて化け物のようにされたんだと痛感する。日常と狂気が交錯するストーリーだけど、その狂気を作り出したのも、間違いなく日常なんだなぁと。

 

そもそも私は主演の森田剛さんのファンなのでもちろんこの映画には元から興味がありまくるけど、それを差し置いても*2こんなに何日も引きずる映画があるだろうか。引きずりすぎてもう1回観るか観ないかこんなにも悩むことがあるだろうかwと言いつつも「いやもうそんなに毎日考えてるなら黙ってもう1回観にいけや・・・」と自分で自分に呆れてきているので、週末にもう一度観に行こうと思います。

*1:監督のトランクスっていう選択すごい・・・

*2:それでも一般の方々に比べたら差し置けてないことも自覚していますが

マーダー・ヒメアノ~ル初日鑑賞記録

マーダー、ヒメアノ~ルのネタバレありですご注意を。

 

 

 

 

●2016年5月26日(木)MURDER for Two初日

念願の坂本ミュージカル初体験。関西在住なので、せっかく近くでやってくれるし観に行きたいな~!と思っていたところ、運良くチケットが取れたので行ってきました。普段ミュージカルを観劇することなど一切ないのですんなり入っていけるか少々の不安もあったけど、もう本当に最高だった。とにかく色んな坂本昌行が見れる。かわいい昌行、おもしろ昌行、セクシー昌行、男前昌行。更に詳細なバリエーションを少し乱暴な表現で発表すると、クソババア昌行と純粋な少女昌行とエロバレリーナ昌行が入れ替わり立ち替わり登場する最高のミュージカル。「2人の役者が演じるのは、計13人のキャラクター」という煽り文句ですけど、13人中12人をマサが演じていますからね。マサの負担wwwwって笑うところでもありますけど、これだけのキャラクターを全て演じきる坂本昌行かっこよすぎない!!??そしてそれぞれのキャラクターに合わせた声のため、ご本人の地声で歌う歌はないんですけど、それでもリーダーの美声は健在。おまけにピアノもパーフェクトにお弾きになっているという。本当にどこまでかっこいいんだ!共演の松尾さんとの相性もピッタリで、2人のおじさんが仲良く楽しそうに演じているのを見ているだけで幸せな気持ちになります。コメディ要素が強くて笑えるシーンが満載なので、ミュージカル初心者も身構えることなく楽しめる作品であったことも、個人的にはすごく良かった。とにかく「楽しい」をお2人が全力で表現されている超ハッピーで最高のエンターテイメントです。じんわり心温まるラストの多幸感、本当に半端ないです。気持ちが高まって、あとであまりの手の痛さに後悔するぐらいの拍手を送ってしまいました。観に行ってよかった~~!!!それと同時に、全体像を把握した上で再度細かい部分も楽しみたい…!という欲がむくむくと出てきてしまったので、本日大阪千秋楽、再マーダーしてくることにしました。せっかく近くでやっているのだから、「観たいものは観れるときに観に行っておくべき」という言葉を実行しなくては。はー楽しみ。マサに夢中。

 

●2016年5月28日(土)ヒメアノ~ル公開初日

ずっと楽しみにしていた森田剛主演映画「ヒメアノ~ル」公開初日。私はこういう重たい映画をあとに引きずってしまうタイプなので、普段観ないジャンルなんですが、我等が森田剛通称モリゴウ*1初主演となったら観に行かないわけにはいきません。いつも行かない映画館を選んでみたら、個人的にあまり好きじゃないタイプの構造で「あ・・・失敗した・・・・絶対違う映画館で見直そう」と始まる前から決意していたものの、鑑賞後は案の定大量のエネルギーを消費して「もう1回見直すとかむり・・・」と抜け殻のようになってしまった。少し時間が経って落ち着いた今はやっぱりそれでももう1回観なくては!!!という気持ちになっていますが。まず、序盤のラブコメから後半一変する構成がすごい。タイトルが出てきたときは鳥肌が止まりませんでした。ここから始まるのか…という恐怖。あのゾクゾクを体験するだけでもこの映画を観る価値があると言っていいくらい。そしてもうね、森田正一さん本当にこわい。本当に気持ち悪い。観終わって24時間以上経った今も森田正一の表情が脳裏に焼きついて離れなくて、思い出してはなんともいえない悲しい気持ちに襲われる。他の出演者も全員最高で。濱田岳佐津川愛美のリアリティ溢れる、本当にどこにでもいそうなカップルっぷりが素晴らしかった。ユカみたいな女の子いるよね。めっちゃいるよね。この2人がごくごく普通だからこそ、日常に突然狂気が入り混じる気持ち悪さが際立つ。そしてこの映画の中で唯一の癒しの存在、ムロツヨシ演じる安藤さん、大好きです。後半のしんどい場面で出てくる安藤さんにどれだけ心を癒されたことかwそして何度も言うけどやっぱり森田正一が本当にすごくて、観終わったあとに思い出すのは彼のことばかり。表情も声のトーンも佇まいも、醸し出す空気すべて完璧に気持ち悪い。悲しい。ラストは少し優しいシーンで終わっているのですが、それが故に悲しい気持ちは募ってしまうという。俳優森田剛、すごかった・・・。もっと映画出てくれ。舞台でも観たいけど、もっとスクリーンでも観たいって心底思った。疲れきった昨夜は、あさイチのプレミアムトークを再生して、森田正一で消費したエネルギーを森田剛で回復するという謎の治療に成功しました。それぐらい、普段の森田さんとは全く別人でした。

 

マーダーとヒメアノ~ルをどちらも観終えて気付いたのは、あっどっちも同じ殺人ものやん!!!ということ。そんな共通点があるのに受ける印象の差たるや!!それ何か意味あるの?必要なシーンなの?ってツッコミたくなるぐらいお尻を突き出していたチャーミングマサ。悲しみと闇と気持ち悪さ全てを背負ってレイプ、猟奇的殺人を繰り返す森田剛。高低差ありすぎて耳キーンのやつ。この2人が同じグループにいる奇跡に、改めて感謝します。

※本当はAスタにおける剛健のことも書こうかと思ったけど何書いても陳腐になるからやめた。ごうけんはかたるものではなく、かんじるもの。

 

初現場が滝沢歌舞伎だった三宅担の話

2015年の秋頃にV6のファンクラブに加入した私。出戻り後の初現場は三宅さんに…!と心に決めておりました。だからオーチャード坂本もフォエプラ博もものすごくものすごーーく見たかったけど、ファンクラブ申し込みをスルーし、2016年もみんなに会いたいと色んなところでおっしゃっていた三宅さんの出番をじっと待っていました。コンサートかな?コンサートだったら嬉しいな。あとはなんか個人仕事の流れ来てるし、個人で舞台とかあったりするのかな??と色んな想像をしながら新年を迎えたものでした。が、正解はそんな甘っちょろいものではありませんでした。

それは突然の出来事でした。会社の昼休み、何気ない気持ちでツイッターを開いた途端舞い込んできた予想外の文字。「V6三宅健が『滝沢歌舞伎』初出演」。…ん?タキザワ?カブキ???タキザワカブキ?健くんがタキザワカブキに出るの??ていうことは、私の初現場は、タキザワカブキになるの???ていうかタキザワカブキってなに????私の脳内には派手なマント風の衣装を身に付けたタッキーが宙を舞う姿や、先日友人に見せてもらったいつかのカウコンの、流れる水に映し出された「愛・革命」の文字の映像が流れていました。V6に出戻ってきて感じたのは、この人たちジャニーズっぽくないなということ。スタイリッシュなパフォーマンスや楽曲で、なんかシュッとしてるな?そういうザ・ジャニーズ!みたいな路線とは、今やかけ離れたところにいるな、と。だからこそ、自分が滝沢歌舞伎のような(ってよく知らないので勝手なイメージですが)ジャニーズエンターテイメント全開のものに行くことになるとは全く思っていなかったので、衝撃と同時にちょっと笑いが止まりませんでした。1年前の今頃は、ジャニオタを復活するなんて微塵にも思ってなかったのに、1年後に滝沢歌舞伎行くのかよ私。V6のファンとしての初現場滝沢歌舞伎て。おもしろすぎるやろ。ということで、当たるかも分からないのにワクワクしていた2016年1月。

ということで前置きが長くなりましたが、行ってきました滝沢歌舞伎2016。地方組の私が行けるのは1公演のみ。案の定与えられたA席の1公演のみ。全てを目に焼き付けてやる!!!と特に予習もせずに意気込んで観て来ました。以下ネタバレあり。

 

 

◆オープニング
バレリーナのような女性ダンサーが舞い踊る中キラキラ衣装のタッキー登場。私がイメージしているタッキーそのもの!!!ものすごくお美しいお顔!十数年前のビジュアルのイメージから全く衰えてないからすごい!パーフェクトビジュアルジャニーズのタッキーがフライングで舞う姿は、「ふおおお!!!ジャニーズ見に来たぞおぉぉぉ!!!!!」ってめっちゃくちゃテンション上がりました。

◆健くん登場
中学生の頃以来の生の健くんです。でも当時の記憶が剛くん並に皆無の私からしたらもはや初めて生で見る三宅健と言っても過言ではありません。分かりますか。初めて生で見る三宅健が、骨折というアクシデントを抱えながらも登場した三宅健が、いきなりV6の名曲「Maybe」をソロで歌い踊り始めた瞬間のオタクの気持ち分かりますか。
「わ、健くん出て…きた……!普通に歩いてる!健くんや!本物の健くんやめっちゃかっこいいどうしよう!めっちゃかっこい……え、メイ!?ビー!?メイビー!!??いきなりメイビー!!!???」
自分でもびっくりしたっていうかまぁ引いたんですけど、登場して数秒でめっちゃ泣いたよねw涙ボロボロ零れちゃったよね。あまりのかっこよさに感動して。後ろでかっこいい映像流れてるからそっちも見たいし、双眼鏡で健くんの細かな表情や動きも見たいし、引きでバックのJrの子達も含めた全体的な画も見たいしで、ポロポロ泣きながら双眼鏡付けたり外したりただただアワアワとしていました。恥ずかしい。1回しか見れないから全てを目に焼き付けるぜ!って意気込んでたのにその目が滲んでるし、普通に全然目が足りない。いきなり足りない!かっこよすぎるやろ!!!あの振り付け何!?手話ダンス?気持ちの乗り方がエグいかっこいい!!!岡っ引きを見に来たつもりだったのに初っ端からいきなり何やこれは…!!??

◆戦い
箇条書きのタイトルの付け方が酷くて申し訳ないんですけど、タッキーやJrの皆さんがただひたすら剣を片手に戦っていました。ちょっと直前の健くんにだいぶ気持ち持ってかれてて、ふと冷静さを取り戻したときにはもうめちゃくちゃ戦ってた。戦いに入る前の流れとかあったっけ?って思い出そうとしたけど多分ない。誰が敵とか味方とか何も分からないけど、グルグル回りまくったり高さが変わりまくったりするステージ上を縦横無尽に大量のジャニーズの精鋭たちが駆け回って戦う姿は、それだけで十分演目として成り立っている。意味や展開なんて必要なし!タッキーが最後に「ヤァッ!!!」って叫んで唐突に戦いは終わる。それでいい!!!それが滝沢歌舞伎!!!

◆怪談話
そして今度は唐突にJrの子の怪談話が始まる。ほんと何もかもが全部急やね!!流れとかないんやね!急に何〜!?って戸惑いながらも気軽な気持ちで眺めてたら、Jrの子の1人芝居が上手すぎて普通にめちゃくちゃ怖かったw何やこのクオリティ。ジャニーズJr.たちの知識が全くないのでほんとに全然誰とか分かってなくて申し訳ないんですが、みんな歌もダンスも演技もすごく上手ですね。

◆健くん登場②
怪談話の流れから何で王様の椅子みたいなのに座った健くんが出てきたのかは全く分からなかったけど、なんかまたかっこいい健くんキターーー!!!!椅子ダンス!V6お得意の椅子×ダンスのコラボ!!!これが以前健くんが話していた「今までで1番難しいダンス」だと思うんですけど、椅子に座りながらの表現なのにもうほんっっっとーーーにかっこよくて。このかっこよさを表現する言葉を私は持ち合わせていません。さっきからかっこいいしか言ってない。健くんって、気持ちをダンスに乗せるのがすごく上手いなって思う。体の動きのみじゃなく、表情も含めた表現が本当に素敵。だから双眼鏡でその表情や指先の動き一つ一つまで見逃したくないという気持ちと、ステージ全体の表現を引きでじっくり見たいという気持ちがせめぎ合って、やっぱり1回見るだけじゃ足りないという結論に。途中王様の椅子の上に立ち上がった健くんの背中から白い羽根がバサアアアッ!!て生えるところ、圧倒的絵力に倒れそうになった。天使そのものやん!!!でもかわいらしい天使じゃなくてかっこいい天使!!天使って実在するんですね…。ちなみにこの部分、伝わる人がいないかもしれませんが、いくえみ綾のエンジェルベイビーという漫画を思い出しました。

◆腹筋太鼓
噂の腹筋太鼓きた〜!!私これも何か前後の流れがあって太鼓のシーンが登場するのかな?て思ってたんですけど、何もなく突然やるんやね。この頃にはもうその目まぐるしさにも慣れてきた頃でしたけど。上裸の大量の男性が和太鼓叩く姿ってものすごく圧巻ですよ。しかしみんなええ体しとんな!と呑気に眺めてたら後ろの装置が開いて、我らが三宅健登場!!仰向けの状態でズイズイと上昇していく健くん。服着てるときはほっそいな〜って思うのに脱ぐと思った以上にガッシリしてるなぁ。筋肉もだけど、お肌が綺麗。グルグル回って上下したりしながら太鼓を叩き続けるケンタッキーと、その装置の回りをぐるっと囲んで腹筋しながら太鼓を叩くJrたち。改めてとんでもない絵面である。おもしろすぎる。これ何?感がすごくてめちゃくちゃおもしろいのに、双眼鏡で1人1人を眺めるとみんなめっちゃ真剣だし髪振り乱して汗かきながら太鼓叩いてて超かっこいい。いやかっこいいんかい!!健くんしぬほどかっこいいんかい!!って思いながら凝視していました。脱がせてくれたタッキーに感謝!

セグウェイダンス
今の時代のジャニーズはローラースケートではなくセグウェイを乗りこなすんだと知った日。暗いステージでピカピカと色んな色に光るセグウェイ綺麗。動きが華麗でキラキラしてて楽しいな〜!と感動しました。

◆舞台化粧
ステージの両サイドに化粧台セットが登場して、タッキーと健くんがそれぞれお化粧タイム。セットの下にいるJrの子達が色々説明したり紹介したり2人に話しかけたり。ここで連日タイムラインを賑わせている佐久間くんを初めて認識出来た!めっちゃかわいい!!健くんに一緒にエクレア食べましょうって持って行って200ポイントもらえそうだったのに、エクレアの消費期限が切れててマイナス200ポイントになってしまった佐久間くんとてもかわいい。この日はタッキーの入所日だったそうで。
滝沢「入所日って大事なの?入所日とか大事だと思います?」三宅「全く思わない。ただの入った日でしょ?そんなこと言ったらうちなんて、出てった日がある人いるからね」滝沢「やめなさい(笑)」三宅「2人ぐらいいるから、1回出てっちゃった人がさ」
滝沢「もうあの人のマイク切って!」wしばらくやり取りが続いた後、お化粧中の2人が残ったまま真ん中でJrの子達の歌が始まる。一生懸命お化粧してる健くんが気になりすぎて歌が入ってこないよごめんなさい!歌が終わったらまたしばらく2人で会話。後輩に「ほんとイタズラっ子ですよね」って言われる三宅健(36)かわええ。

◆口上
Jrの子達による口上。ここで前半はエンターテイメントショーをお届けしました!と言われて、やっと納得した。ここまでずっと歌舞伎って何やっけ???って思ってたので。歌舞伎はこれからだったんですね!この口上で順番に自己紹介するJrの皆さんのお顔を双眼鏡でじっくり拝見出来てよかったです。

◆歌舞伎スタート
女形のタッキーと男役の健くんの舞い。ごめん、歌舞伎メイクの健くんちょっとおもしろい。タッキーはただただ綺麗。2人で男女の舞い?をしたあとは、謎に蝶と戦うショー。なんかわからんけど、滝沢歌舞伎すっげーな!!!ってなりました。日本語能力がものすごく足りない。これは全体的にも思ったことだけど、とにかく舞台のセットがぐるぐる動きまくるしJrの子達がたくさん動き回ってるし一体何が行われてたのかよく分からないまま終わって「なんかわからんけどすごかった!!」って小学2年生みたいな感想だけが残る。意味なんて考えるものじゃないですよね。このとき客席に降り注いだ蝶の量、おびただしかったですね。

◆第二幕スタート
幕間が終わり、第二幕は笑いあり涙なしという鼠小僧の物語。やっと!やっと普通に歌舞伎っぽいやつ!!でももうその普通の歌舞伎っぽいやつでは全然満足出来ない体にされてるから、やっぱり前半のエンターテイメントショーとセットになってる滝沢歌舞伎が1番最高。しかしほんとJrの子達がみんな上手!顔もかっこいいしダンスも演技も上手で素晴らしい人たちの集まりですね。健くんはえらくクールな岡っ引きの役で、あまり笑いのシーンがなかったのはちょっと残念。もっとお茶目な役でもいいんだよ。だからJrのみんなのお茶目なシーンがいちいち楽しかった。特に好きだったのは鼠小僧タッキーとお丸ちゃんのシーン。まぁ3階席だったので花道でやってるこのシーンはほぼ見えなかったんですけど、それでも言葉のやり取りだけで十分楽しめたからすごい。突然鼠に「タダ」って呼ばれてそれが自分の苗字であるということを初めて知ったお丸のリアクションおもしろすぎた。あの子の女装と演技振り切ってて素晴らしい。名前が分からなくてごめんなさい。そんなこともあって、健くんの登場シーンがそこまで多いわけじゃないけど楽しかった!!最後の方の水ザブーン!!のとこの迫力たるや…!舞台上であんなに大量の水流れたの初めて見たわ。ていうか滝沢歌舞伎客席に大量の物が降り注ぎすぎ!3階席には何一つ降って来ませんけど、降り注ぐ光景を眺めてるだけでも十分楽しめました。

◆カーテンコール
散々かっこいい曲ばっかり歌ってきてたのに、最後の「LOVE」がものすごくハッピーでラブリーでかわいい曲でテンション上がった。笑顔で歌う健くんのまぁかわいいこと!!そしてケンタッキーのフライング…!私は席が健くん側だったこともあって、この日1番健くんが近くに来てめちゃくちゃ嬉しかった。ていうかフライングってやっぱ良いよ!!ジャニーズっぽくて!生で見るとうおおおお!ってアガりますよ。V6も久しぶりにやってみたらどうだろう?って軽率に書いとくよ。フライング終わりの健くんを万全の態勢でキャッチしてるJrの子達には全員にお年玉を配りたいです。というわけで終わり。

ああああ楽しかった…っ!!!
1回でも観に行けてよかった〜!健くんかっこよかったー!!!だって私「初めて見る健くんは岡っ引き」と思って行ってるのに、実際の初めては1人で超絶かっこいいダンスでMaybeを歌い踊る健くんだったんですよ。贅沢すぎませんかこれ。後半になるにつれて足を引きずっていて、前半の骨折してたんでしたっけ??ぐらいの違和感のない動きも相当努力してるんだろうなと思うと、本当に神様恨みそうになるけど、それでもやっぱりかっこいい健くんがただただ素晴らしい。1日でも早く良くなりますように。そして一つ贅沢を言うならば、いつかまた万全の体制でもっかい歌舞伎に出てくれたらいいなぁ。その時は間違いなく飛んで行きます。

最後にタッキー、やっぱすげーな!さっきと全然違う場所に全然違う衣装で居るんだけど!?ってことが何回もあった。タッキー2、3人いるとしか思えない。多分いる。そのどの場面でも完璧にかっこいいからまたすごい。超人。意味なんて考えたら負けの演出の数々も最高でした。あんなの凡人には全く思いつかないからやっぱり超人だと思います。ジャニーズエンターテイメントって、楽しいね!もう観に行けないのが本当残念でなりません。