V6 LIVE TOUR2017「The ONES」を終えて

10/12(木)NHK BSプレミアム「ザ・プロファイラー」プリンス回にて、ゲストのミッチーこと及川光博さんが、人気絶頂の中「プリンス」という名を捨てた「かつてプリンスだった男」のことを熱く語りながら、司会の岡田准一に尋ねた。

及川「岡田くん、“岡田准一”って名前今捨てられる!?」

岡田「捨てられます」

 分かりますか。「捨てられないです!!」と岡田さんが答えることで、プリンスの凄さを語ろうとした及川さんの意図を全く無視で答えちゃう岡田さんのこの天然。かわいいんですけどテレビの前で思わず「捨てれるんかいwww」とツッコまずにはいられませんでした。でも、岡田さんは多分本気で捨てられるって思ってるんだろうなぁ。もう十分なほどに俳優として名の知れた岡田さん。大人になった今はもうただ出演した作品が良いものになればそれだけで良いと思っていて、何よりも俳優としての名声なんて関係ない、ホーム(V6)があるから、「捨てられます」って即答出来るんじゃないかな・・・なんてオタクは深読みして結果ちょっと泣きました。

そんな岡田さんが久しぶりに役の入っていない、「オカダの3文字に尽きる*1」状態で参加したV6のライブツアー2017「The ONES」。自分のオーラスがついに終了しました。いや~~~~~~最高でした。本当に最高!!!私にとっては出戻り後初のコンサート参加だったこともあり、その思い出はとても色濃いものとなりました。名古屋初日が既に懐かしい。このツアーを通して出会えた友人もいて、私は本当に周りの人に恵まれているなぁと感じた時間でもありました。

名古屋のあとにもブログを更新したけど、振り返ってやっぱり1番に思い出すのは会場全体を覆うあの優しい優しい空気。V6はとにかく優しい。ただV6が好きだという理由だけでその場にいる私たちを、全肯定してくれる優しさがある。演出や選曲ももちろんその一因を担っているけど、もう単純に6人の表情とかですよね。6人全員、客席を見つめるその優しい表情に嘘なんてひとっっつも感じられなくて、宇宙規模の優しさを感じた。本当にファンのことを見てくれているから、会場がとてつもなく狭く感じる。三宅さんが「大好き!っていうより、愛してる」と言い放って去った日がありましたが、それを真正面から「どうしよう!!!愛されている!!!!!!!」と頭を抱えてしまうぐらいには素直に受け止められちゃう。*2

洗練された演出や構成、照明の数々にも度肝を抜かれました。20周年のとき散々映像で見て色んなことにマジか!?て衝撃を受けたのに、まだここにきて新しく衝撃を受けられるなんて。それはもちろんそもそも「The ONES」というアルバムが恐ろしいほどバランスの取れた最高のアルバムであることも影響してるけど、この人たち、セットリスト及び構成の組み方が天才的ですね!!!???数は少ないけど、私なりに過去に色んな人たちのライブに参加してきて、ここまで本人たち以外の要素にまで心を持っていかれたのも初めてだったので、慄きました。もう一瞬V6観に行ってんのかレーザー観に行ってんのか分からなくなるぐらい。それは言い過ぎたけど、本当にすごかった。で、そんなすごい演出の数々*3を凌駕する歌やダンスの説得力ですよ。以前も書いたけど、「The One」の響き方尋常じゃないんだから。共に共に歩んでいくんだから。Be together we are the oneだから。泣く・・・。

あと今回どれだけ心を揺さぶられたか分からないMCタイムの異常な仲の良さ。文字で拝見しても「そんなこと言う!?」と耳を疑いたくなる発言が数々ありましたが、いざ見に行くと予想をはるかに超えてくる現実がそこにあります。オタクの妄想を超えてくる現実こわい。MCは全部ノーカットで収録してください・・・お金なら出すから・・・

10月9日、長野さんが45歳の誕生日を迎えられました。ついに堂々のアラフィフ世代に突入した長野さんから発せられた豊富は、「これからも年齢を言い訳にせず踊り続けます」。かっこよすぎないですか。なんてかっこよくて嬉しいことを言うのですか!いつも優しいけど、意外と普段そういうことは言わない長野さんのメンバーへの「ありがとう」、ファンへの「愛してる」。ああこのグループはきっと、これからもずっと続いてくれるんだ・・・と勝手に感じて嬉しい気持ちになった。そうやって言葉にして言いきってしまう姿に、決して派手ではないけど、今までずっと続いてきたグループの強さも感じました。これからのV6の活動も楽しみでなりません。

本日最終日、最後までメンバー含め会場全員が幸せな空間でありますように!

*1:by三宅健

*2:普段天邪鬼な三宅さんだから余計にかもしれない

*3:Get Nakedだけで2万字ぐらい語りたい気持ちを抑えています